ご挨拶

第179回 東北外科集談会
第105回 日本胸部外科学会東北地方会
第 37 回 日本血管外科学会東北地方会
第 94 回 日本小児外科学会東北地方会の開催にあたって

当番世話人
亀井　尚（東北大学大学院医学系研究科外科病態学講座　消化器外科学）
　2020年6月に予定しておりました本会はCOVID-19感染症の増加により、1年延期としまして2021年6月12日に開催させていただくことになりました。感染の終息が見通せない中、学術集会の在り方に様々なご意見がありましたが、通常開催は難しいであろうとの判断に至り、オンラインでの開催を準備しております。 本会は東北地方の市中病院から大学病院までの外科医が一堂に参加し、症例報告、臨床研究を発表して議論を深める場として長い歴史を持っております。とくに若手外科医にとっては日頃の臨床経験から得た貴重な症例、研究発表の場として、大きな意味を持つ学術集会であると思っております。昨今は、外科医不足、医療安全、働き方改革など外科が直面している課題は多いところですが、若手に治療学としての外科学の魅力・面白さを伝える意味で、本会が役割を果たすことが出来ればと思います。また4学会の地方会が同時併催される形式ですので、臓器専門領域にとらわれず幅広い分野で交流を深めていただけるよう期待します。今回はオンライン開催の形式となりますが、活発な議論になりますよう各セッションで臨床経験豊富な先生にディスカッサントをご担当いただく予定です。また特別講演、ランチョンセミナーでは各領域の最先端のご講演をいただく他、優秀演題の表彰も企画いたしました。先生方の多数のご参加により有意義な学術集会となりますよう心より期待申し上げます。

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